増やしたポイントをマイルにして海外旅行

遊興費

貯まったポイントを使って0円でハワイ旅行に

還元されたポイントは副産物なのであてにせず、ポイントはすべて「遊興費」として使おう、とこ
れまで述べてきました。

ここからはいよいよ、増やしたポイントをマイルにして0円でハワイ旅行を実現する方法を紹介します。

 

結論からいうと、0円でハワイ旅行は、貯めたポイントをマイルに交換することで実現できます。

マイルがたくさんあれば、交通費も宿泊費も無料です。

 

お金の代わりにポイントを使うと1ポイント1円のレートですが、マイルに交換して航空券を手
にすると1マイルは2円から20円くらいの価値になります。

 

「0円でハワイ旅行」を実現する肝はここです。

マイル(マイレージ)というのは、航空会社が発行するポイントのこと。

マイルの有効期限は3年間で、無料で飛行機に搭乗できるだけではなく、ホテルにも無料で宿泊できます。

ANAマイルなら1マイル=0.5円で宿泊できます。

 

「そんな単純なことなのか」と思われるかもしれませんが、ポイントさえ貯まれば、0円でハワイ旅行も夢ではないのです。

0円でハワイ旅行を実現するために必要なマイルを計算し、ポイントやマイルが効率よく貯まるクレジットカードを選んで、ふだんの買い物の決済をします。

 

クレジットカードによっては、そのクレジットカード限定のお得な決済ポイントをもらえるケースもあります。

そういった特典を狙って、新たにクレジットカードを作るのも1つの方法です。

 

また期間限定で、支払った金額に対して大きな割合のポイントを還元するキャンペーンを行い、ユーザーを囲い込むクレジットカードもあります。

いつかは終わってしまうキャンペーンですが、いまがお得ならいまだけ乗っかってポイントを得るという考えもあります。

筆者自身も、用途を限定したクレジットカードを多数保有しています。

 

ただし、ポイントの中でも「固定ポイント」「期間限定ポイント」などマイルへ移行できないものもあるので注意は必要です。

 

ポイントを集めるのに必死になれ、というわけではありませんが、例えば「0円でハワイ旅行」を具体的な目標にすると、これまで何気なく決済していたお金にも意識が向いて、何をどう支払えばポイントをうまく貯められるのかを考えるようになります。

結果的には、想像していた以上にマイルが貯まっていくのです。

 

マイルはポイントの王様

ポイントはマイルに交換することで最も価値を高めることができます。

では実際、いま貯まっているポイントをマイルに交換して換算するといくらになるのでしょうか。

 

ポイントをマイルにすると、多くは1ポイント=0.5マイル。

2ポイント=1マイル。

マイル還元率は0.5%です。

 

ポイントは1ポイント1円で利用できるものが多いですが、マイルの場合、航空券の購入する座席や距離によっては、1マイルの価値は2円から20円くらいの価値にすることができます。

 

マイルへの交換は1ポイントが0.5マイルな訳ですから、もともとは1円の価値だったにもかかわらず、倍以上の価値になるなんて、すごいと思いませんか。

 

その理由は、ファーストクラスやエクゼクティブクラスなど座席クラスと飛行距離によって必要マイル数が決まるからです。

つまり、ポイントとして使うより、やはりマイルに変換して使うほうが断然お得です。

 

なお、シーズンによって特典航空券の必要マイル数や航空券の料金は変化するので、表は一例として参考までにご覧ください。

 

マイルを貯めると無料で飛行機に搭乗できるだけではなく、宿泊もできます。

ANAマイルなら1マイル=0.5円で宿泊できるので、ふだんの買い物で100円決済あたり1マイルが貯まるANAアメックスゴールドで決済すれば、200万円の決済で1泊1万円のホテルに宿泊できます。

そして、さらに効率よくマイルを貯められるクレジットカードもあります。

 

0円ハワイ旅行を実現する肝は「SPGアメックスカード」

クレジットカードで獲得できるポイントの多くはマイルへの交換が可能です。

より多くのポイントを獲得できて、なおかつマイル還元率の高いクレジットカードを選ぶことが、0円でハワイ旅行への近道ということになります。

 

ポイントが貯まりやすく、マイルの還元率も高いカード、0円でハワイ旅行を実現してくれるのに役立つカードとして紹介したいのが、「SPGアメックスカード」です。

 

繰り返しになりますが、多くのクレジットカードは決済金額100円で1ポイント=0.5マイルの交換で、マイル還元率は0.5%です。

 

しかし「SPGアメックスカード」の場合、通常は100円決済で3マリオットポイント=1.25マイルでマイル還元率1.25%。

マリオット系列ホテルで決済すると、100円につき6マリオットポイントももらえます。

通常の倍の2.5マイルに交換できます。

 

貯まったマリオットポイントでリッツ・カールトン、マリオット、ウェスティン、シェラトンなどのマリオット系列ホテルへの無料宿泊もできます。

3万円の年会費は高いと感じる人もいると思いますが、更新するたびに毎年1回、マリオット系列のホテルの「無料宿泊特典(一部施設は除く)」がもらえるのも魅力。

 

宿泊ホテルと連動する「SPGアメックスカード」は、旅するマイルを貯める上で最強のクレジットカードです。

 

このように考えてみると、SPGアメックスカードを持てば、ハワイのラグジュアリーなホテルに宿泊できますし、航空券も無料で手に入るので、0円でハワイ旅行の実現がより近付いてきます。

マイルの特典航空券を使ってエコノミーでハワイの往復をする場合は、ANAでは4万マイル(レギュラーシーズン)が必要です。

マリオットポイントに換算すると、12万マリオットポイントになります。

100円決済で3マリオットポイントですから、決済は400万円分。マイルは3年間有効ですので、仮に400万円を2年間で割ると月平均約16万7000円の決済額です。

これができれば、ハワイ往復の航空券が2年で手に入ります。

 

マリオットポイントからANAマイルへの交換は、Marriott Bonvoy公式サイトから手続きをします。

 

マイルを大量に貯めるには

さらに、このSPGアメックスカードの決済に加えて、ここまで紹介してきたポイントが貯まりやすいカードでポイントサイト経由で買い物をしたり、SPGアメックスカードのポイントキャンペーンや紹介制度の特典マイルを獲得したりできると、もっと効率よく貯まります。

ハワイ往復エコノミー2人分の8万マイルくらいは、それほど時間をかけずに貯められるはずです。

 

せっかく貯めたポイントですから、いちばんお得にマイルとして使ってほしいものです。

JALマイルかANAマイルかどちらを貯めるかは好き好きです。

個人的には両方貯めて、貯まったほうを使って旅行すればいいと思っています。

どちらかに絞ると、買い物する場所が限定されて日常生活が不便になりますから。

 

マイルを貯める最適なカード探しは、株主優待株を探すときと同じです。

自分がふだん使う店舗やショッピングモールで、ポイントとマイルが高還元率のカードを見つけて、「0円でハワイ旅行」を実現してください。

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