株に投資して株主優待をゲットする

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株式投資で株主優待をゲットする

株式投資で得られる利益は2種類あります。

株の売買で得られる売買益(キャピタルゲイン)と、株主特典の「配当」や「株主優待」、「株式分割」など(インカムゲイン)です。

 

売買益(キャピタルゲイン)とは、株を購入するときにできるだけ安値のタイミングで買って、高値のときに売って得られるその差額のこと。

逆に、高値で買って安値で売ることになってしまった場合は、売買益はマイナスです。

 

株式投資の場合は株価に左右されるので、利益が出れば大きいですが、逆に大きな損失となるリスクもあります。

この売買益(キャピタルゲイン)を目的にして株式投資で成功するには、専門知識を身に付け、それなりの運用経験も必要です。

 

一方、株主特典(インカムゲイン)の「配当」は年に一~二度支払われる利益の分配金のことで、たとえそれほど利益が出ていなくても、いまの預金に付く金利以上の利回りを受け取れる可能性があります。

「株式分割」についての詳しい説明は省きますが、保有株式数に対して、一定の割合で新たな株が無償で発行される制度です。

主に業績の見通しを背景にして実施されることが多く、株価がうまく反映されると、何もしないのに新たな株数分だけ資産が増える仕組みとなっています。

 

株主優待の権利はいつ手に入るのか

「配当」はほとんどの企業で実施していますが、ここで取り上げる「株主優待」は、「配当」とは別に
株式を保有しているお礼として、その会社の製品や商品券を年に1~2回配布してくれるものです。

 

企業は株主を優待して、自社への理解をより深めてもらうため、株主向けの広報活動として実施する意味合いもあります。

ただし、すべての企業が実施しているわけではないので、株式優待を目的に株式を購入する場合は、銘柄を選ぶときに株主優待の有無を必ずチェックしておきましょう。

 

また、「配当」や「株主優待」の権利は、購入すればいつでも得られるわけではありません。

権利の確定日は、その企業の株主名簿に株主の名前が記載される日、すなわち決算日です。

決算日は、決算月の最終日のことを指します。

 

しかし株式を購入する場合、この決算日の当日に買っても間に合いません。

「配当」や「株主優待」を受けるのが目的ならば、決算日の3日前までには必ず買い付けをしてください。

 

株式は証券会社を通して買い付けますが、注文をして株が手に入るまでに中1日かかります。

逆算すると、株主優待の権利を得るために買い付けをする最終日「権利付売買最終日」は、決算日を含んで3営業日前です。

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