家賃は固定費なので安定収入の銘柄へ

安定収入の銘柄を選ぼう

住宅費は、いまも未来も老後もずっと変わらない固定費です。

固定の支出なので、安定的な収入収益につながるような銘柄に投資していくことを目指します。

住宅資金として安定収益を得るのに最適なのは、景気にあまり左右されず、安定した分配金が期
待できるREIT（不動産）とインフラ投資です。

REITとは、投資家から集めた資金でマンションやオフィスビル、商業施設など不動産を購入して貸し出したその賃料収入、売却して得た利益などを投資家に還元する金融商品です。

実際に不動産投資をするのは投資先にいる専門家たち。少額から始められる投資信託なので、不動産投資には違いありませんが、オフィスビル、商業施設、マンション、ホテルなどへの分散投資も可能であり、その点でも実物の不動産投資と比べてリスクが低くなります。

REIT投資の仕方は2通りで、金融商品取引所に上場しているREIT ETFをタイミングを見て一括買いする方法と、J−REIT投資信託に積立投資をする方法があります。REIT ETFは1口10万円程度。

J−REITの積立投資は、ネット証券であれば100円から投資できるので、実物の不動産投資よりはかなり気軽に始められます。

「インフラ投資」とは、私たちの暮らしや経済活動を営む上で基盤となる設備や施設に投資して運用益を得る投資です。

近年、インフラファンドは、このインフラに投資できる新しい投資先として注目されるようになりました。

インフラファンドを運営しているインフラ投資法人は、投資家から集めたお金と借り入れで太陽光発電施設や港湾施設などを購入し、そこから得られる収益を投資家に分配しています。

インフラファンドは、株式市場に上場されているファンドです。

現在上場されているインフラファンドは、そのすべてが太陽光発電施設を保有し、発電した電気を売電。

その収益から経費を差し引いて残った利益を私たち投資家に分配します。