せっかく集めたポイントを投資や運用で減らしてしまったら元も子もなくなってしまします。
通常の投資商品との違いをしっかり把握してから、取り組みましょう。
ポイントを使っても投資は投資
現金で投資をしようが、ポイントで投資をしようが、投資は投資です。
投資である以上、運用益を得なければ意味がありません。
ポイントで投資できるのは、一般にも購入できる株や投資信託がほとんどです。
つまり、通常の投資のノウハウがそのまま通用するということになります。
ただし、ポイント投資の場合は、リアルタイムで注文が出せるので構いませんが、ポイント運用の場合は、1日1回しか注文ができないことがほとんどなので、そこは注意しなければなりません。
また、限られた銘柄の中から選択しなければならないので、かなり自由度は低いと思ってください。
投資信託の場合は、値動きより口数を増やすことを意識してください。
投資本のやり方をそのままは通用しない
ポイント投資は問題ないのですが、ポイント運用の場合、投資先が限定されているため、書店で売られている投資本の内容はほとんど通用しないので、注意してください。
とくに投資信託の本の場合、銘柄の選び方に注力している本が多いですが、ポイン
ト運用の場合、選べる銘柄が決まっており、選択肢はほとんどありません。
また、定額の長期積立を推奨している本も多いですが、ポイント投資やポイント運用の場合、毎月のポイント数が固定ではないため積立額がバラバラになってしまい、よく言われているドルコスト平均法の優位性を活かすことはできません。
しかし、チャートを見てテクニカル分析をしようにも、投資内容が変わる投資信託の場合、連続性が保たれないためあまりあてにできないのが実情です。
そんな中でも、移動平均線とRSIの2つの指標は買い時、売り時の目安になると思いますので、参考程度に覚えておくとよいでしょう。
移動平均線
移動平均線は、投資信託の基準価格(株価の場合は終値)を一定期間の日数で割ったものをグラフ化したものです。
短期間で出すと波形は激しくなり、長期間で出すと波形は穏やかになります。
なので、一般的には基準価格と長期の移動平均線、短期の移動平均線の位置関係や形状で、相場の方向性を確認することができます。
この先、上昇するのか、下降するのかぐらいは確認してから売買するようにしましょう。
RSI
RSI は、相場の相対力を指数化したものです。
指定した一定期間で上昇変動(買い)と下降変動(売り)のどちらの勢いが強いかを確
認できます。
移動平均線と併せて使ってみてください。
なので、数字が大きいほど「買われすぎ」、数字が小さいほど「売られすぎ」を意味します。
今の相場の強さを確認して、どういう状況なのかを見定めてから売買するようにしましょう。
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