無駄にならない趣味を持とう

FIRE

浪費を投資に

浪費とは、わかりやすくいえば、何かを楽しみたい気持ちで計画性もなく衝動で使ってしまうお金のこと。

楽しむために使うお金は、決して無駄ではないのですが、気になるのは、お金を使ったあとで何に使ったのかわからなくなってしまいやすいことです。

 

支出を減らして収入を増やし、せっかくFIREを達成して早期リタイヤしていますから、浪費は避けたいところです。

生きていくために最低限の消費支出は仕方がないにしても、それ以外のことでお金を使ってしまうのは、なにかもったいない気もします。

 

楽しむための支出も、目に見える形で納得のいくものとして残せるようになると、浪費を投資に変換できます。

「リセールバリューのいいコレクション」や「無駄にならない趣味」などは、特におすすめできる投資です。

 

リセールバリューのいいコレクション

そうはいっても「やっぱり買い物は楽しみたい」という人は、お金が無駄にならないコレクションを始めてみてはどうでしょうか。

いわゆる「リセールバリューのいいコレクション」です。

 

「リセールバリューのいい」とは、購入したものを売るときに、購入時と同じかそれ以上の価値がある、という意味です。

リセールバリューのいいモノとは、人気があって希少価値が高く、かつ需要のある状態のモノを指します。

 

価値があるモノの多くは、初期費用が高くなりがちですが、長く使える場合が多いです。

一方、安物は初期費用はかかりませんが、造りがチープなのでそう長くは使えません。

ちなみに「リセールバリューのいい買い物」の反対は「安物買いの銭失い」。

目先の利益よりも、未来にも価値の続くものがリセールバリューのいいモノということになります。

 

  • クラッシックカー
  • 腕時計(ロレックスなど)
  • ビンテージのジーンズ
  • ブランドバック
  • 美術品、骨董品
  • ビンテージのワイン、ウイスキー
  • 貴金属、宝石

 

どれも目利きが必要なものですが、リセールバリューの本当にいいものは、10〜20年さらには30年を経過しても、価値が落ちるどころか定価の数倍の値で取引されます。

インフレが続いてお金の価値が下がったとしても、モノそのものの価値は変わらないので、資産を保つ上で有利になるのも利点です。

 

無駄にならない趣味

ほかにも、こんな趣味はいかがですか。

 

家庭菜園と釣りで自給自足

自宅の庭でトマトやキュウリ、ナス、ピーマン、ジャガイモなどの栽培をしてみませんか。都心に住んでいる場合は郊外に土地を借りてやるのもいいと思います。苗から実がなるまでにはそれなりに時間をかけて、様々な工夫をしていくことになりますが、同じように家庭菜園をやっている人や隣の畑で作業している人と情報交換をしたり、野菜の交換をしたり、と広がりもできます。自給自足を目指す場合、動物性タンパク質は釣りでまかないます。釣り人たちの交流はいつでも楽しいです。実際に釣り場でもSNSでも情報交換が頻繁に行われています。シーズンの魚種の話や、いままさに魚が集まっている場所について、また釣り具の情報など、話題にはこと欠きません。

ハンドメイド(子供服・アクセサリー作りなど)

既製品ではなかなか気に入ったものが手に入らないという人は、自分や家族のためにアクセサリーや服、小物などをハンドメイドしています。親子ペアのデザインTシャツや姉妹お揃いのワンピースなど、周囲の人の目にもとまりやすく、声をかけられることもあるようです。趣味が高じて新しいビジネスになることも。

スポーツ系(マラソン、筋トレ、山登り、サーフィン、ジム通い)

個人で取り組むマラソンや筋トレ、チームで汗を流す草野球やフットサル、ほかにも山登りやハイキング、サーフィンなど、体を動かす趣味は心にもカラダにもいいものです。

 

FIREの実現後は時間もありますし、これまで時間がなくてできなかったこと、興味を持てるものには片っ端から挑戦すればいいと思います。

後悔のない人生をまっしぐらに進んでいくべきです。

そしてまた、それらをネタに「頑張らない起業」に挑戦してみてください。

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