コロナ禍で一気にキャッシュレス決済化へシフト
新型コロナウイルスの感染拡大と共に、決済手段は一気にキャッシュレス決済化へシフトしました。
現金決済となると、人の手を介して小銭やお札を受け取ることになりますが、このコロナ禍にあっては、不特定多数の人が触るお金には触れたくない、というのが消費者の心情です。
それまでキャッシュレス決済になかなか踏み切れなかった人の中にも、この流れの中でスムーズに受け入れられた人もいると思います。
また、外出を控えていることもあるので、ウーバーイーツなどの食品デリバリーの決済や、インターネットサイトでの買い物決済で、以前よりもクレジットカードで決済をする場面が確実に増えています。
同じキャッシュレス決済でも還元率の違いで年間
14万円も得になるポイントは、キャッシュレス決済を日常的に使っていれば自然と貯まっていきます。
2020年の家計調査から見ると、日本人の月々の平均生活費は約30万円ですが、仮にそのすべてをキャッシュレスにしたらどのくらいポイントが貯まるのでしょうか。
30万円をすべてキャッシュレス決済にした場合、1ヶ月で1%の還元率なら3000円分のポイント、1年で3万6000円分のポイント。
5%なら1ヶ月で1万5000円分のポイント、1年でなんと18万円分のポイントにもなります。
楽天市場やYahoo!ショッピングのストアに行けば、いまやキャッシュレス決済で貯めたポイントを使って、買えないものはない時代です。
月30万円なら年間360万円の決済です。
キャッシュレス決済をする場合、1%の還元率で決済するのと5%の還元率で決済するのとでは、年間で14万4000円もの差が生じます。
同じ場所で同じものを買うのに、還元率の違いで年間14万円も差が出るなんて、なにか腑ふに落ちません。
知らないでいると、こんなにも多くのポイントを逃してしまうことに驚きます。
ポイントもいちおう貯めてはいるし、そこまでやるのか、と思う人もいるかもしれませんが、FIREを達成して早期リタイヤを目指すのであれば、日ごろよく利用する店での買い物の際には、還元率のいちばん高い決済方法でポイントを貯めていきましょう。
クレジットカードには高い年会費のものもありますが、年間の決済額からポイント還元率を計算して、年会費をペイできるのであれば、それを払ってでもそのクレジットカードを使うほうがお得です。
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