収益化しやすいブログ記事の書き方

起業

読みやすさを重視した文章・デザイン

読者に最後まで記事を読んでもらうためには、「読みやすさ」を追求することが重要です。

次の点を心がけていきましょう。

 

文字の大きさと行間

パソコンのモニターは広いため、一度にたくさんの文字が視界に入ります。

行間が狭いと文字が密集して見え、圧迫感を感じたり、どこを読んでいるのか見失いやすくなったりしますから、少し大きめの文字サイズに設定し、行間にもゆとりを持たせる設定にしていきましょ
う。

行間が詰まっているブログ記事は、非常に読みづらく感じます。

ちなみにスマートフォンの画面は、数行ずつ指でスクロールしながら読み進めるスタイルが一般的なため、行間が多少詰まっていても、パソコンの画面で見る時ほどは気になりません。

また、レスポンシブデザインによる自動調整も効いています。

 

文字の装飾はシンプルに

色を過度に装飾したり、絵文字を使ったり、一文の中の文字のサイズに大小があったりするのは避けるのが賢明です。

文章が軽薄に見え、情報の信頼性を下げるだけでなく、読みづらさを感じます。

私のブログでも、文字の装飾は基本的には太文字と赤太文字しか使っていません。

 

記事構成のテンプレートを作る

記事の構成を毎回テンプレート化する(型を決める)ことをお勧めします。

私が運営しているブログでは、次のような記事構成を決めて記事を作成しています。

 

【人形町グルメブログ】
駅から店舗までのアクセス → 店舗の外観 → 店舗内観 → メニュー → 料理の写真 → 食事をした感想 → 店舗情報

【観光列車評論家としてのブログ】
乗車した観光列車の車両写真 → 列車の概要 → 乗務しているアテンダントの紹介 → 観光列車で食べた食事内容(駅弁含む) → 車内の売店の紹介 → 沿線の紹介

 

記事構成の型があれば、ブログ記事を書こうとする際に「次は何を書けばいいんだろう……」などのような迷いはありません。

やることが明確なので更新もラクです。

また、グルメブログでは店舗に入店してから食事をして店を出るまで、観光列車ブログでは乗車から降車まで、どのような写真を撮りどのような情報を収集しておけば良いのかがルーティンとして身についていきますので、写真の撮り忘れや情報収集の不足を防げます。

ブログを読み続けている読者は次第にその記事構成に慣れていくので、どこに何が書いてあるか予測しやすくなり、読みやすさが向上します。

 

目次と見出し

長い文章が続くと、読者は途中で飽きて離脱してしまいます。

記事には目次をつけて、適宜「見出し」を入れ、テンポよく読めるように工夫していきましょう。

目次を作ったら、見出しは「大見出し」と「中見出し」程度に留めるのがポイントです。

階層を深くして複雑にしすぎると逆に分かりにくくなるためです。

見出しもルールを作っておけば迷いがなくなり更新もラクですし、読みやすさの向上が図れます。

 

写真や図の活用

文字だけしかないブログ記事は、読者に敬遠されがちです。

適宜、写真や図を配置することで、記事が読みやすくなるだけでなく、内容の理解も助けます。

記事のアクセントにもなり、読者はテンポよく記事の最後まで読み進められます。

 

記事執筆の注意点とテクニック

次に、ブログ記事を書く上での具体的な注意点とテクニックについてです。

 

文字数

1記事あたりの文字数は、最低でも1000文字以上を目安にしてください。

理想は3000文字です。

 

代名詞は使わない

「それ」「あれ」といった代名詞は、できるだけ使わないようにします。

代名詞が入ると、読者は「『それ』って何のことだっけ」と前の文章に戻って確認する必要が出てきますので、リズムよく読んでいたテンポが崩れてしまいます。

 

短文構成と文末の変化

文章は一文が短くなるように「短文構成」で書きます。

読みやすさが増すためです。

ただ、短い文章を続けると「~です。~ます。」のように、同じ文末が連続しがちになり、単調で稚拙な印象を与えてしまいますので、同じ文末表現が続かないように意識してみてください。

 

自信を持って言い切る

専門家としての肩書でブログを書いている以上、「~と思う」「~だろう」といった自信のない表現はよくありません。

読者にとってあなたはその道の専門家ですから、文末に出る曖昧さで信用を失い、読者はがっかり感が増してしまいます。

最後の最後まで、自信を持って言い切ることが信頼性を高める上で重要です。

 

記事は「追記」して育てる

記事の内容を追記して情報を蓄積し内容を充実させると、その記事自体の価値が高まり、ブログ全体として検索エンジンからの評価が上がりやすくなります。

例えば、同じ観光列車に2回目、3回目と乗った場合、その都度新しい記事を作るのではなく、もともとある記事に追記していくという考え方です。

 

最重要は読後感である

ブログ記事は随時更新していきますが、この過程で最も重要なのが、読者が記事を読み終えた直後です。

記事を読み終えた瞬間、読者はあなたのブログから有益な情報を得て「なるほど、(このブログを読んで)良かった!」「この人のブログはいいな」と、満足度が最高潮に高揚している状態だからです。

この絶好のタイミングを逃す手はありません。

記事の最後に、コンバージョンを高める仕掛けを入れていきましょう。

あなたが読者に最もとってもらいたい行動(コンバージョン)への誘導リンクを設置します。

例えば、LINE公式アカウントへの登録URL(QRコードも併記)や販売したいオンライン講座や書籍へのリンクなどです。

満足度が高い状態でこれらの案内を見せると、登録率や購入率が格段に上がります。

記事の末尾に関連記事一覧を表示できる機能が付帯していたら、3〜5記事分は載せておきましょう。

ブログ内の回遊率を上げる仕掛けです。

あなたの書いた1記事に満足した読者は「この人の書いている他のブログ記事も読んでみたい」という気持ちになっています。

ここで関連記事を案内し、ブログサイト内をあちこちと回遊してくれるようになると、ブログ自体の評価を高めることにつながるのです。

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